ひょんちょる の ぶろぐ。

Chatit(仮)というアプリを作ってます。

【初ブログ】2015年の振り返り と 2016年の目標

あいさつ

新年あけましておめでとうございます。ちょっと、実家の方で、ばたついたこともあって、少し遅ればせながら、やっと時間とれそうなんで書かせていただきます。
ここ数年、インプットに終始していたのですが、そろそろアウトプットなしにはさらなるインプットも無いなと思い、これを機にブログを始めさせていただきました。
第一回ということで、今回は2015年の振り返りと、2016年の目標を定めさせていただきます。

2015年を振り返って

2015年は少年漫画で言うところの修行編の年でした。わりとそろそろ抜けだしそうな兆しが見えているのですが、誤解を恐れず言うと、すげー苦しくて、でも確かな成長を感じる1年でした。

今回はただ振り返るのもつまらないので、去年、まじやらかしたなって思った失敗について語りながら振り返って行きたいなと。


2015年のしくじりと反省(主に会社のこと)

チームについて

これは2014年またいでのことで2015年のこととも言い切れないのですが、まーひらたく言えば最初のチーム作りはあくまで自分の未熟さがために完全にしくじりました。

ここでの自分の”失敗"はエンジニアを特別な人、自分と遠い存在だとどこかで思ってしまっていたことです。気づいたことはあくまで、エンジニアだろうがなんだろうが、普通の人で、エンジニアだから◯◯は許されるみたいな話って普通に無いなって話です。逆に言えば、GoalやTargetを共有できる力の方が、ことスタートアップの場合、圧倒的に重要だなって思います。

 

僕はすごく優秀だと言われている大学生エンジニアや高校生エンジニアもいるチームを2013年にはつくっていたのですが、誤解を恐れず言ってしまえば、ビジネスという競合がいる世界で、高校生や大学生の中での天才が、プロレベルで競争優位になるかどうかはまた別物って話で、当たり前だけど、天才で有る前に高校生だし大学生なんですよね。特別なものだと思いすぎるとどこかで委ねてしまうし、そこが自分の未熟さだったなと思います。

 

たまにスタートアップベンチャーで、うちは技術が売り物ですとか言う会社がありますが、僕個人としては普通にそれはありえないなと思うんです。この世界、GoogleやLineやFacebookだって日夜、新しい技術にチャレンジしてますし、そんな中で単純な”技術”を強みにできるならもうスタートアップではないんじゃないかなと。


じゃあ、何が強みになってくるの?って言われたら、ある領域のプロダクトを創って広げるために積み重なってきた文脈や文化、そこにパラメーターを全振りした、そこで戦うためだけに特化した純度が高いチームを創れているかなんかじゃないかなと。


この点は色々と苦労をしましたが(もちろん、今もそれなりに苦労はありますが、)、結果として、最小人数で技術とコンセプトにエッジがたったスピード感があるチームを手に入れることができたんじゃないかなと思ってます。


プロダクトについての失敗

ありとあらゆる未熟さと対峙しました。僕らが創ったのはTailorっていう実名制のQ&Aアプリです。良い物を創ることはもちろん前提だけど、やっぱり、これだけアプリが出てきている世界ではスピード感が欠けてタイミングを逃すととても難しい戦いになるなと思います。

開発期間、一番、よくなかったところとして、Tailorをメインに創っている頃は大枠が自分のVisionにそっているからと言って、プロダクトのどこかでしっくり来てない部分やそこから来る不安ときちんと対峙していなかったように今となっては思います。別の例えをしてしまえばどこかでオーナーシップを1-2割くらい人に委ねてしまっている部分がありました。(別のプロダクトをつくっている今だからこそ如実に感じてます。)

ここで得た経験は圧倒的に学びになりましたが、学びをつくってしまっている時点で、遠回りをした実感は強くあるし、それはひとえにスタートアップという競合がいる中では圧倒的に自分が未熟だった部分だと感じてます。

結果として、後でも述べますが、自分だからやるべきだなと思うコンセプトで新しいプロダクトを創ることになりました。(ピボット)

資金について

これに関しては本当にあるあるでしか無いのですが、世の中、大型の調達が溢れているからといって、そもそも資金調達なんてそんな簡単な話じゃないですよね。

受託とかにリソースをある程度振りきってしまえば、別に死にはしないとは思いながらも、受託会社を創るためにつくった会社じゃないしねと。

会社的に言ってしまえば、わりと真面目に2-3回は死ぬ!!!って思ったりもしました。具体的に言っちゃえば、あるあるといえばあるあるなんですが、毎月末、通帳残高を見るのが怖い時期が半年くらいは続いてました。まじ運、いいですね。本当に様々な人に恵まれたお陰で今も生き残ってます。

2015年の良かったこと

新しいアプリ

Tailor で得た学びをフルに活かして、、また、僕(僕ら)のVisionである”世界中を故郷にする”を達成していけるような、すごくわくわくするコンセプトで新しいアプリをここ半年くらい作っていました。シンプルだけど今までにない、ちょっと新しいコミュニケーションアプリになります。

丁寧にひとつひとつの仮設に検証を重ねてきたのですが、テスト段階ではすごくしっくり来ていて、多分、ちょっとみんなの人生を豊かにできると思ってます。

コンセプトやUI / UXはとってもシンプルだけど、裏側のエンジニアリングはとってもこだわってます。エンジニアに本当に感謝です。

このコンセプトと出会えなかったら、まじ大変だったなと思うし、このプロダクトが形になる過程はとってもわくわくするものだったので、リリースがすっごい楽しみです。

資金調達

すごく苦しい時期もあったのですが、このプロダクトの開発に際して、本当に少し資金調達をしました。とはいえ、浮かれるような話ではなく、ある意味、繋ぎの資金投入であることは間違いないので、別に隠しては無いのですが、あまり風調することもなく、まずは開発に没頭させていただいていました。もしかしたら調達先についても今後リリースを出す可能性はありますが、この場ではまず、本当に良い出会いをいただいたことだけご報告させていただければと思っております。


2016年を見定めて

前提として

この1ヶ月くらいの間に、新しいプロダクト(アプリ)をリリースします。
さっきから言っている通り、心底、これをやるべきだなって思っていて、前回の反省と学びをすべて生かして、開発しているプロダクトです。
なにより、このプロダクトが広がれば、僕が心底達成していきたい、"世界中を故郷にする”というVisionに絶対に近づけます。
結局、僕みたいな人間にとって、Visionが少しでも達成していける実感が一番のエネルギーになっています。
それと同時に、心底、自分がこのプロダクトの可能性を信じきれていて、これは直感でしかないですが、今年は間違いなく新しい世界が広がってくるんじゃないかと感じてます。


2016年の目標

さて、そんな中で今年の目標を書き連ねてみます。(定量的な目標は社内だけで共有させていただくので、あくまで定性的な目標だけですが...)

圧倒的な成長 

まず、プロダクトを圧倒的に成長させたいと思ってます。ここで言う、成長はC向けのアプリなんで端的にDL数だしユーザ数です。(アクティブ率ももちろん含めて) なんていったって、スタートアップに必要なのは、圧倒的な成長です。2016年の終わりには今年は自分たちのアプリが成長率ではトップといえるくらい、きちんとトラクションを握ってチャレンジをし続けます。
結果として、もちろん、プロダクトの質は要求されるので、アプリとしてはAppstoreのBest App 2016を狙っていきます。(言ってやったぜ 笑)

国内でのポジションをはっきりとつかむ

国内でのポジション争いに勝って行きたいなと。熾烈な競争ではありますが、◯◯のサービス / ◯◯の会社といえばここ!っていうポジションをしっかり掴んでいければと思ってます。
そのためにもプロダクトで示していくことももちろんながら、質高いサービスを届け続けられる / 仮説検証を圧倒的なスピード感で進めていける、そんな体制を作っていく必要があります。
もちろん、十分な資金調達含めて、採用などなど、スケールし続けられるための体制をきちんと築いていきたいです。


世界で戦う - グローバルな市場で

最初はスモールに行いますが、グローバルな市場を対象にしていきたいなと思ってます。せっかくAppstoreとかGooglePlayみたいなグローバルプラットフォームがあるし。すごいうまくいけばという話なんですけど、少しずつ準備していき、目標としては2017年には拠点としても海外に進出してみたいなと思っています。世界で戦えるサービスを僕らは目指していきます。


このブログ

最後にこれからは全力でアウトプットしながら、自分の世界観を自分以外の人たちに全力で示していけたらと思ってます。だから、ブログも個人の思想をストレートに表現しながら、出来る限り頻度高く書いていきたいと思ってます。
長くなりましたが、以上です。今年もよろしくお願い致します。

 

おまけ

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おみくじ

熱田神宮でおみくじを引いたんですが、幸先良く大吉でした。なんなら、願えばすべて叶うと書いてあるし、今年はもう、僕の年、待ったなしですね!笑

やってやんぜ!

 

夢見せてやるからお前らついてこいよ 笑